「完売クイーン」は、恋愛上手

私は、デパートで食品を売る、実演販売のアルバイトをしていたことがあります。
なんでも在庫完売させてしまうので、「完売クイーン」と、呼ばれていました。
売りたいものは、全部を陳列せず、半分以上を裏に隠す、それがコツです。


「たいへん口あたりのいい、オーストラリアの白ワイン・キャンティが入荷いたしました」
そ知らぬ顔で、目的のお買い物にいそしんでいる人たちが、私の呼びかけを半分、聞きながら、早足で通り過ぎようとします。そのとき、こう言います。
「こちらの商品、たいへん人気で、先週も、早い時間に完売してしまいました。もうあとちょっとしかございません」
「完売」と言っただけで、みんなの首がいっせいに「ざっ」と、ワインの方を向きます。
立ち止まれば、こっちのもの。「ひとりで5本まとめ買いした、お客さんがいた」
「売っていない日も、問い合わせが来る」と、人気をアピールすると、他の人の動きが気になる日本人ですから、
買わない自分が遅れをとっているような気がして、あせりだします。もうすぐなくなってしまうという、不安感も手伝い「買った!」。
あとは、売れたぶんだけ、奥から補充します。

これは恋愛にも応用できます。

「私ってなんか、モテるの」
「今も遠距離恋愛の彼氏が、アメリカにいる」
デートに誘われ過ぎて困ってる」
と、いう具合に、ひたすらモテるフリをすれば、いいのです。
目当ての男子と一緒にいるときも、他の男子からメールが来たフリ、着信があったフリをすると、あなたの価値はいっきょに倍増します。

年の差を気にする男子には、「元カレも、あなたと同い年だった」、
「そんなことに抵抗しめすような人、今はあんまり、いなくなったよね」なんて言い続けていれば、「そんなもんかな」と、安心します。



参考:

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